
バッテリー技術企業Group14がPorsche主導で4億ドルの資金調達、米国第2工場を計画
2022.05.09
バッテリー技術企業Group14がPorsche主導で4億ドルの資金調達、米国第2工場を計画
リチウムシリコン電池のためのシリコン-炭素技術のメーカーであるGroup14 Technologiesは、Porsche AGが主導するシリーズC資金調達ラウンドで、4億ドルを調達したと発表した。Group14の技術は、従来のリチウムイオン電池に比べてより性能の高いセルを提供するのに役立ち、この資金を使って、Porscheに技術を迅速に提供するために、米国内に2番目の製造施設の建設を開始する予定。
Group14とは
Group14 Technologiesは、シアトルに拠点を置くenerG2のスピンアウトとして、2015年にワシントン州に設立された。以来、同社は電池材料、特にシリコン-カーボンにブレークスルーをもたらし、リチウムイオン自動車に高いレベルのエネルギー密度を提供できるようになった。同社によると、従来のリチウムイオン電池に比べて50%増となる。
これは、ドロップインレディのナノ材料と、複数のサードパーティOEMや電池メーカーによって検証された拡張可能なプロセスによって実現されている。現在の投資家には、ATL、BASF、SKグループの一部であるSK materialsが含まれている。
また、SKグループとの合弁事業として、韓国に第2工場を建設中である。
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